ダイワのオトリ缶「友カン」全ラインナップと容量選び！エアーポンプも紹介

鮎釣りに欠かせないアイテムのひとつ「オトリ缶」。

ダイワでは「友カン」シリーズを展開しており、日本の釣り具最大手メーカーならではの豊富なラインナップが魅力です。

本記事では、友カンにフォーカスして特徴や全ラインナップ、容量選びの目安を解説。

あわせて、エアーポンプ「ジェットエアー」シリーズもご紹介するので参考にしてみてください。

ダイワ「友カン」の特徴

容量を選べる

ダイワの友カンシリーズは、他社にない豊富なラインナップが魅力です。

現モデルは、以下４サイズから選べます。

大手釣具メーカーでオトリ缶を販売しているのはダイワを含めて２社だけであり、４サイズものラインナップから選べるのはダイワだけです。

天面にくわえて側面にも投入口を設置

ダイワの友カンシリーズは、投入口を天面と側面に全モデル設置しています。

とくに、側面の投入口が便利。

オトリ缶を横にして川に沈めた際に、そのままの状態で鮎を投入できます。

側面の投入口にはサイド防水キャップを装備しており、移動時に水がもれてしまう心配はありません。

2段階開閉式小ブタが便利

友カン全モデルには、天面の投入口とは別に小ブタを設けています。

天面の投入口を全開せず鮎の飛び出しを防ぎながら投入でき、オトリを選別しながら投入したいときに便利です。

また、小ブタは45度と90度と2段階の角度で開く仕様になっており、小ブタからの鮎の飛び出しも防げます。

安心のスライド式二重ロック

友カン全モデルの天面フタと小ブタには、スライド式の二重ロックを備えています。

フタが勝手に開くのを防止でき、川に沈めている際に鮎が逃げ出すを防げます。

ダイワ「友カン」の容量を選ぶ際の目安

ダイワの友カンは全モデルとも機能的にはほとんど変わらないので、容量を重点的に確認しておきましょう。

「１Lあたり１匹」が目安

オトリ缶の容量に対して鮎を入れすぎると、酸欠で弱ったり、死んだりする場合があります。

1日の釣りで移動する際には、入れすぎに注意が必要です。

一般的な目安としては「１Lあたり１匹」が基本。

15Lなら15匹まで、24Lで24匹までが目安です。

約15L・約18L・約20L・約24Lの４タイプから、適切なサイズを選びましょう。

ただし、あくまで目安であり、気温や移動時間、エアーポンプの能力などさまざまな要因で鮎が弱ってしまう場合があります。

猛暑時や移動距離が長いときは凍らせたペットボトルを入れるなど、水温が上がりすぎないように工夫しましょう。

引き舟を保管したいなら24L

引き舟を収納して移動・保管したい場合は、最大容量の24Lモデルを選びましょう。

ダイワの引き舟の場合、友舟のBTシリーズ以外の７L以下の友舟を収納できます。

容量が大きいほど持ち運びが大変

容量が大きいほどたくさんの鮎を入れられますが、そのぶん水も大量に必要となります。

ポイント移動時に川から車まで距離があったり、土手を上ったりする際は持ち運びが大変になる点に留意しておきましょう。

朝一にオトリ屋さんで購入した２～３匹のオトリを運搬するのがおもな目的なら、小さめサイズを選ぶのも方法のひとつです。

ダイワ「友カン」全ラインナップ

ダイワの友カンはTSシリーズとGXシリーズから選択でき、容量の違いのほか仕様もやや異なる部分があります。

友カン TS-1800/TS-2400

金具を使用せず、フタをワンタッチで着脱できるようになっているのがTSシリーズ。

また、乗せた石が落ちにくい「石止めリブ」のデザインがGX-2000とは異なります。

最大サイズのTS-2400 には、ダイワ友舟のBTシリーズ以外の７L以下の友舟を収納可能です。

友カン GX-1500/友カン GX-2000

GXシリーズは、フタの止めるのに金具を利用しています。

また、最小サイズのGX-1500は友カンシリーズで唯一「石止めリブ」を設けてないので、購入したオトリの運搬用におすすめです。

エアーポンプ「ジェットエアー」シリーズもチェックしておこう

ダイワでは、友カンのフタ部に収まるエアーポンプ「ジェットエアー」シリーズを販売しています。

乾電池式にくわえてカー電源でも使える2WAYタイプをラインナップしているので、あわせてチェックしておきましょう。

ジェットエアー214

用途に応じて使い分けできる強弱切替スイッチ を搭載しているエアーポンプです。

柔軟な特殊樹脂製ホースが付属しています。

ジェットエアーアルファ D

乾電池仕様の静音タイプです。

ダイワ友カンにぴったり収まるサイズになっています。

ジェットエアーアルファ V

乾電池と車電源の2WAY仕様のエアーポンプです。

単1形乾電池2本で駆動するほか、付属のカー電源コードを使用すれば乾電池が切れても使えます。

カー電源で使用中に車のエンジンを切ると、乾電池電源へ自動的に切り替えるので安心です。