エントリー鮎竿シリーズ「アバンサー」が５年ぶりにリニューアル！

2025年3月9日

2025年、鮎竿のエントリーモデルとして人気の「アバンサー」がリニューアルされました。

５年ぶりのリニューアルとなる新モデルは、前モデルとして比較してより軽量化。

さらに扱いやすくなっており、鮎釣り初心者の方がはじめて購入する鮎竿として最適な１本となっています。

ダイワ鮎竿「アバンサー」

アバンサーは、ダイワ鮎竿シリーズのエントリーモデルとして長く愛されている定番モデル。

手頃な価格ながら扱いやすい軽さを実現しており、これから鮎釣りをはじめる初心者の方におすすめです。

早瀬抜クラスの先調子「T」とパワー系胴調子「MT」から選択できます。

また、11モデルとラインナップが豊富で、短竿を選択できるのも特徴。

川幅の狭い支流用として購入する方も多くいるほか、強風時の備えとしても重宝します。

リニューアルされた2025年モデルは、前モデルと比較してより軽量化を図っているのがポイント。

前モデルと比べて５g、前々モデルより８gもの軽量化を実現しています。

繊細な鮎竿は、わずか５gでもかなり操作性に影響を与えます。

より扱いやすい８mモデルは214gと、エントリーモデルながら初心者の方でも安心して使える軽さが魅力です。

アバンサーの魅力のひとつが、ノンマルチタイプとマルチタイプを選べる点。

マルチとは、長さを調節できる節を備えた機能で、アバンサーでは50cm長さを変えられます。

木々が頭上に近い上流域など、「もう少し短いと竿を出しやすい」というシーンで便利です。

替え穂先が標準で付属している点にも注目。

標準穂先より20cm短い「パワータイプカーボンチューブラー標準替穂先」が付属しており、大型のオトリや２号以上のオモリを使用したい流れで役立ちます。

近年の穂先の多様化により、替え穂先が別売りのモデルもあるなか、コスパのよさも魅力です。

アバンサーはエントリーモデルとして人気の鮎竿ですが、「ワンランク上のグレードが欲しい」という場合は「銀影エアシリーズ」が選択肢になります。

以下の表でアバンサーと銀影エアシリーズに搭載されているテクニックと価格帯を比較したので、選ぶ際の参考にしてみてください。

スクロールできます

銀影エアシリーズに採用されているカーボン「S-SVFナノプラス」は、アバンサーの「SVFナノプラス」よりもワンランク上のグレードになります。

また、銀影エアシリーズの「 V-JOINTα」は、アバンサーの「V-JOINT」より高強度素材を採用したワンランク上のジョイントです。

ダイワの鮎竿に搭載されている各テクノロジー

感性領域設計システム「ESS」	「ひずみエネルギー」を解析・設計し、釣り人がもつ感性の領域を設計に反映したシステム
V-JOINTα	ジョイント部に高強度素材のナノアロイを採用し、強く・軽く・きれいな曲がりを実現するジョイント構造
X45	ネジレを防止し、パワー・操作性・感度の飛躍的な向上を実現するロッドテクノロジー
Vコブシ	先端部の短いセッティングで竿先の安定性を高め、感度の向上を図る設計思想
スーパーリング構造	カーボンシートの巻き始めと巻き終わりの重なる部分の重なりシロを、限りなくゼロに近づけられるロッド形成技術
エアグロスフィニッシュ	カーボンロッドの性能を最大限引き出すダイワ独自の特殊外観処理技術
節落ち・食いつき防止合わせ	強い密着部分をつくって実釣時に起こる節落ちを防止
スイッチシステム	穂持ち(#2)や#3を差し替えて、長さやパワーを変更できるシステム
SMT	高弾性チタン合金をチューブラー（中空）構造にした穂先
メガトップR	東レの「トレカT1100G」をメガトップに採用した高弾性カーボンソリッド

ダイワの鮎竿をもっと知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

2025年発売のアバンサーは、以下の11モデルをラインナップしています。

オールラウンドに使える先調子の「T」とパワー系胴調子の「MT」から選択できるほか、Tタイプはマルチモデルも選択可能です。